私の夫は右利き◆宇宙のへそブログ

変わっているのに周りの人に同調されたがっていつも空回り。多分未来人の右利きの夫がいる。

人の不幸は蜜の味 学生時代はひとりぼっち

人が痛い目に遭っている時に

本気でかわってあげたい、どうにかしてあげたい。

こう思う人もいるだろうが、

やはり大半の人は、動物の本能というか、

自分以外が痛い目に遭っているのを見るのは

どこか安心するのだろう。

 

 

誰から痛い目に遭っているからといって

自分が痛い目にあわないという保証はないのに

人間の無意識に刷り込まれた本能は恐ろしい。

 

 

この時代、かえって人の痛い目を喜んでいる方が危ない。

これがばれた日には

モグラ叩き並みに、大たたきされる。

 

 

私は思春期の間

あまり友達がいなかった。

いじめられていた、というほどではない。

どこかに呼び出されて、水かけられたとか、

ボコボコにされたとか、そういう経験は全くないが

とにかく存在否定という「無視」という状況に

よく遭遇した。

 

 

いまだに理由がわからない。

これまで小学校中学校高校と一度も同窓会というものに

出かけたことがない。

そもそも開催されているかも不明。

ただ呼ばれてないのか、本当にないのか。

 

 

だから、当時のことを聞くすべがないので

なぜ私がいつも女子に無視されていたかを聞く機会は

今後ないかもしれない。

 

 

 

小学校は2年ごとにクラス替えが。

中学校は毎年。

 

 

最初の数週間は楽しい。

みんなが寄ってくる。

 

 

が、数週間たつと、なぜか女子からは無視された。

男子は、当たり障りなくクラスメイトとして存在した。

クラス中の女子が、私抜きで鍵付きの交換日記をしていたこともあった。

驚いたが、それに加わりたいとは思わなかった。

 

 

 

私も極力用事のある時以外は

話しかけることをしなかった。

 

 

 

私は本が好きな子供だったので

よく教室でも本を読んだ。

自分の優先したいことを優先して

運動場に出たい時はでて、

本を読みたい時は本を読んだ。

 

 

図書館には割と入り浸った。

 

 

子供が読まない文字が小さくてページ数が多い

小説もたくさん読んだ。

小学校の間は一人でも平気だった。

 

 

 

中学校に入って、周りを気にするようになった。

部活や恋愛が始まり出して

これまでと状況は一変してきた。

 

 

一人でいるということが

どうも居心地が悪くなってきた。

 

 

男子も男子ではなくなり、恋愛対象へと変化したりしているが

私は初恋もまだのとんと外れた子供だった。

 

 

人を好きになるということがよくわからない。

尊敬する人は誰か?と聞かれても

尊敬が何を意味するのかわからない。

 

 

父母と書く人もいたが、

私の父母は、養育してくれる

ただただ私の邪魔をする大人でしかなかった。

 

 

人と関わるということをしなくてはならないようだった。

面白がって近づいてくる人はいたが

私自身が自分が認めた人としか付き合わなかったので

かなり感じ悪く映っただろう。

 

 

 

私は自分より頭のいい子が好きだった。

自分より色々知っていて

自分より世界が広い子が好きだった。

 

 

目の前の欲求に負けてしまう

性根のない子供は嫌いだった。

 

 

いつの頃からか、私は世界の底辺にいることにした。

自分が一番下。

だから、自分よりできない人や

自分より劣っている人を全然認めなかった。

この性格はつい最近まで続いていたけれど。

 

 

 

 

頭のいい子は群れたりしなかったので

私と比較的気があう子が多かった。

自分の必要な時にお互いがお互いを必要とし

それだけで十分だった。

 

 

そういう学生生活の中で

たまに本気でいじめられている子を目にすることがあった。

私は、あ〜なんか、大変そうだな。と

完全に蚊帳の外だったけれど

どうしてそこまでいじめているのか

全くわからなかった。

 

 

いじめがなぜ起きるのかわからない。

どういう心理何だろう。

 

 

自分の身の危険を感じるから?

自分のコンプレックスを刺激するから?

 

 

 

他人への嫌いって、自分の中にある嫌いだったりするから

やっぱり自分が嫌いな子がいじめたりするんだろうか。

 

 

 

この辺り今度掘ってみよう。