作ったご飯を夫（彼）に美味しくないと言われて傷ついています。の相談。

この前、一生懸命作ったご飯を
夫（彼）が美味しくないって、
一生懸命作ったのに
頑張ったのに、ひどいです。

すごく傷つきました。
これ以上この人と一緒にいれるか
もうわからなくなりました。

って相談？ぼやき？を受けたんですけど
多分ですね、多分ですよ。

一生懸命作ったものは報われる

頑張ったものは受け入れてもらえる

好きな人が作ったものなら何でも食べる

とにかく喜ぶはず

みたいな思いこみが
あったんでしょうね。この子には。

仮にSちゃんとしましょう。

えっとね〜

事実と感情は切り離しなさい。

というのが人間関係、とくにパートナーシップにおいては
大切なことなんです。

あと、勝手に関係ないことを
どんどんあたかもそうであるかのように
フィクション化していくのもやめたほうがい。

男子が女子のわからないところ、
として多分ここが一番あると思います。

一生懸命作ったから、美味しい訳でもないし

　適当に作ったものでも美味しいものは美味しい
　一生懸命作っても手順がおかしければ十分まずいものができる

一生懸命作ったから好きな人が食べてくれる

　とは限らないし、人には何を食べて何を食べない
　という自由があります。
　自分が一生懸命作ったのだから食べてよ
　というのはかなり傲慢で相手を一切尊重してません

頑張ったものは報われる

　のではなく、報われるように頑張ったから
　報われるのであって、頑張ったから報われる訳ではない

好きな人が作ったものは何でも食べる

　それはあなたはそうかもしれないけれど
　彼はそうではないかもしれません。
　勝手に思い込んで勝手に落ち込むのは
　人間関係において非常に危険です。

とにかく喜ぶはず

　完全なる妄想での話です。
　喜ぶかもしれないし、喜ばないかもしれないし
　喜ばないからあなたを好きではないとも限らないし
　いろんなことを勝手に紐づけて
　思い込まないことが幸せへの近道です。 

何が言いたかったかというと
Sちゃんが一生懸命ご飯を作ることと
彼が美味しく食べるかどうかはまた別の話で

そしてSちゃんのことが好きかどうかは
また全く別の話です。

昔テレビドラマであった
君のためなら何でもできる！
は幻です。


そんな奴隷みたいなこと
何でもできるって
人権丸無視ですよ。

じゃ〜どうしたらいいんですか。。。

どう口に合わなかったか？とか
どうすればおいしく食べれるか？とか

なぜ美味しく食べなかったのか？
の方が断然大事です。

これから何10年と一緒に暮らそうと思っている人なら
なおさら。

傷ついたってことは、
彼ではなく自分の中に問題があることの方が多いです。

小さい頃あまり褒められなかったとか

怒られてばっかりだったとか。

その彼との出来事をが
呼び水になって
昔の傷ついた古傷が疼いていることが
ほとんどです。

大丈夫。大丈夫。

彼もあなたと一緒に
これからも 一緒にいようと思って、
意を決して言ってくれたんです。

だって美味しくないものを
何十年と食べたくないですからね。