初めてわんこを飼う人が絶対に気づかない罠
一番言いたいこと
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お願いだから、真夏の日が出ている時に
わんこのお散歩しないでください。
自分が裸足で真夏のアスファルトを歩くとしたら?
どんだけ暑いかわかりますか?
夕方になってもアスファルトは暑いんです。
必ず手で触って、自分が熱いと感じたなら
わんこを歩かせないでください。
本当に毎年毎年、悲しいくらい
わんこを真夏に歩かせている飼い主を見ます。
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わんこはかわいい。
特に子犬はたまらん。
健気に、ひたむきに、飼い主を信じ
慕い、寄り添ってくれる。
たまに違う犬もいるが
大体の犬はそう。
わんこを飼いたい。
誰もが一度は親に言ったことがあるセリフかもしれない。
私も子供の頃に
外で犬を飼っていたことがあるが
大人になってから
犬種の名前がつく犬は
体がそんなに強くないことも知った。
(トイプードル、とかダックスとか 要するに雑種ではない犬)
塩分の強いご飯はNGだから
晩御飯の残りをあげるなんて
もってのほかだし
爪も伸びるから定期的に切る必要がある。
耳垢もたまるのでこちらも定期的に
お掃除。
お尻に定期的にたまる
臭い汁も取ってあげないと
お尻の穴が破けて血だらけ
とんでもない惨事になる。
歯周病も患うので
食事の後、寝る前など、
1日に一度は必ず歯磨きもしておきたい。
体調を崩したり、
お腹を冷やしたりすることもある。
風邪もひくし、気持ちが悪いと
戻したりもする。
怖いことがあるとずっと震えているし
お漏らしすることもある。
いたずらするのではなくて、
手に届くところに面白そうなものがあるから
触っただけで、何かしてやろうなんていう魂胆は
彼らにはない。
犬の時間感覚は人の三倍と言われているから
たとえ5時間のお留守番だったとしても
彼らにしたら15時間ほどの体感覚になる。
わんこは小型犬で長生きが15歳
中型犬で12.3歳
大型犬で10歳程度と言われている。
体の作りから運動は欠かせないし
犬によっては寒いのが苦手な犬もいるし
暑いのが苦手な犬もいる。
もちろん歳を取ってくると
耳も遠くなるし、
目も見えづらくなるし、
特に男の子は加齢臭的な匂いも発する。
痴呆や認知症のわんこもいるし
内臓疾患を患うわんこもいる。
わんこは言葉を話せない。
一生懸命目で訴えてくる。
行かないで。
寂しいよ
お腹すいた。
水がないよ。
寒い。
暑い。
気持ち悪い。
私も行きたい。
今は一人がいい。
眠たい。
ここが痛い。
ここがかゆい。
いろんなことを言ってくる。
わんこはものではない。
日本では愛玩動物というものの位置付けから
全く変わらないのだけれど
彼らも感情を持って生まれてきた
素晴らしい生き物。
子供が生まれてくる10ヶ月は待てるのに
わんこの2ヶ月がどうして待てないのだろう。
わんこを初めて飼う人。
こんなに大変だと思わなかった
ってよくいう人がいる。
わんこと一緒に暮らすってことは
旅行も(1泊のお留守番は絶対にNG)
いけないってことだ
(最近はわんこOKのお宿もあるけれど
しつけしていること、吠えないこと、ワクチンしていること
など制限もたくさんある)
初めて飼う人。
これから夏になります。
あなたが真夏のアスファルトの上を
裸足で歩かないように、
わんこも歩かないんです。
ほんっとに気をつけてください。